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LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)というコトバを聞いたことがありますか?
これはレズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとってLGBT。北米やヨーロッパで使われ始めた言葉で、自分たちを肯定的に語る言葉として、日本でも最近やっと使われるようになってきました。「セクシュアル・マイノリティ」ともいい、翻訳すると「性的少数者」とも言われる場合があります。
- レズビアン
- 女性として生まれ、自分のことを女性と認識して、女性を恋愛の対象とする人。
- ゲイ
- 男性として生まれ、自分のことを男性と認識して、男性を恋愛の対象とする人。
- バイセクシュアル
- 恋愛の対象に性別が問題にならない人。
- トランスジェンダー
- 生まれたときにわりあてられた性とは違った性のありかたで生きようとする人。 「性同一性障がい」は医学的な診断名で、いくつかの条件に当てはまると医師が診断して決める。「トランスジェンダー」はこの条件にあてはまらなくても、自分の性別が違うかな、と思う人(性別違和がある人)を広く指す言葉。
そんな人、本当にいるの?会ったことないよ!
そんな声も聞こえてきそうですが、実際には人口の5%くらいはいると言われています。例えば40人クラスなら2人はいることになりますね。会ったことがないという人は、もしかしたら会ったことがないわけではなく、気付かなかっただけかもしれません。
そう、なぜならセクシュアリティは「目に見えない」からです。
このサイトではLGBTという表現を使いますが、Aセクシュアルやインターセックスなど 広く性的マイノリティーのみなさんを応援するサイトにしたいと考えています。
このサイト内で使われているLGBT用語
- MTF / FTM
- 男性から女性に性別を移行する人/した人をMTF(Male To Female:Maleとは英語で男性、Femaleとは女性の意味)、逆に女性から男性に性別を移行する人/した人のことをFTM(Female to Male)という。性同一性障がいの人だけではなく、トランスジェンダーなど、広く性別を移行する人たちが自分のことを名乗ったりするときに使われる言葉。
- クローゼット
- LGBTの人々で自身の性的指向や性自認を公表していない状態を暗喩する言葉。
*参考 NHK「ハートをつなごう」LGBT BOOK 監修:NHK「ハートをつなごう」制作班 宮田 興/今村 裕治、Wikipedia