トップページ > ハートをつなぐメッセージ > がく さん
35歳男性ゲイです。医療ソーシャルワーカーとして働いています。
中学・高校時代、「ホモ=変態」だって思ってました。
だから、自分がそうなんじゃないかってことを「そんなわけない」「そんなはずない」って否定するのに必死でした。
生きていていいことなんてないんじゃないかって考えたりもしたし、進路とか将来とか言われても、それどころじゃない!って思ってました。
18歳の時にいろんな本を読んで、「変態」ってわけじゃないんだって思えるようになって、何パーセントはいるんだって思ったりしたけど、
「独りぼっち」だった。その頃に初めてゲイの友達ができて、自分だけじゃない!って思えた時にずいぶん楽になれた。
隠しているみたいだったこと、自分がゲイだって言ったら友だちが離れていったり馬鹿にされたりするんじゃないかって
不安でしょうがなかったけど、不安なままでいるのが嫌だったので、大学デビューして「ゲイですけど何か?」って態度で今までやってきた。
そのまんまで働き続けていられてる。
中学の頃や高校の頃にあんなに悩んだのはなんだったんだろうって思うくらい。
しんどい時や辛い時はあったけど、大人になったら、自分らしさを発揮できるようになったら楽しいこともいっぱい。
「独りぼっち」でいたから辛かったししんどかったんだろうなぁって今は思える。
学校の外にはたくさんの人がいて出会いのチャンスもあるよ。
独りぼっちだって感じたら、ネットで検索してみて。たくさんの仲間が、友だちになれる人がいるはずだから。
僕にも友だちができたんだから。